事業内容

TOP > 事業内容 > 健康測定

8.健康測定

(THP、健康の保持増進のための健康測定と各種指導)

THP(トータル・ヘルスプロモーション・プラン:心とからだの健康づくり運動)とは

労働安全衛生法の規定で定められた「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」に基づいて行われる、健康づくりのための施策です。内容は「健康測定」の実施と、その結果に基づく「健康指導」です。また事業場に対して、健康測定の結果(質問票・運動機能検査・医学的検査を集計)傾向を分析し、健康測定結果報告書として健康づくりのアドバイスを提案しています。
当協会は、中央労働災害防止協会の『労働者健康保持増進サービス機関』の認定を受けております。

健康測定とは

生活状況調査、医学的検査、運動機能検査を定期的に行うことにより、健康状態を継続的に心身両面から把握することです。

生活状況調査:『健康指導のための質問票』

生活状況や実際に取り組んでいること以外に、健康に対する意識や関心度に、より焦点を当てて聞いています。

医学的検査:定期健康診断・生活習慣病予防健診との組み合わせも可能です。

  1. 身体的機能に関する基本情報
  2. 運動指導の可否の決定と可能な場合の運動負荷量の設定に必要な情報
  3. 運動時に注意すべき身体条件に関する情報を入手することが目的です。

最低必須項目は下記の通りです。

  • ・医師診察(自他覚症状)
  • ・計測(身長・体重・腹囲・BMl・視力)
  • ・聴力(会話法)
  • ・胸部エックス線撮影
  • ・血圧測定
  • ・尿検査(糖・蛋白)
  • ・心電図検査(安静時心電図)
  • ・血中脂質検査(総コレステロール)
  • ・肝機能検査(GOT・GPT)
  • ・糖尿病検査(血糖)
  • ・貧血検査(赤血球数・血色素量)
  • ・体脂肪測定
  • ・運動負荷試験
  • ・肺機能検査

運動機能検査:運動機能に関する基本情報を得ることが目的です。

柔軟性 座位体前屈
関節の可動域と筋の伸展性をみています。
筋力 握力
前腕の筋力を測定しています。
平衡性 閉眼片足立ち
視覚に頼らないバランスの保持能力をみています。
筋持久力 上体おこし
腹筋の持久力を測定しています。
敏捷性 全身反応時間
光に対する、体重を負荷にした一過性の跳躍反応を測定しています。
全身持久力 最大酸素摂取量
自転車エルゴメーターを用いた間接法によって最大酸素摂取量を測定しています。

健康指導とは

「保健指導」「運動指導」さらに必要に応じて「栄養指導」「メンタルヘルスケア」があります。その最終的な目的は、正しい生活習慣を送るため労働者個人の行動を変容させることにあります。
当協会では【健康づくりプラン】として各指導とも「受診者自らが健康について考えることを支援する」スタンスで臨んでいます。受診者に自らが描いている健康像と日常生活の現状を認識してもらい、無理なく継続できる今後の目標を指導者と共に考えるようにしています。

THPの流れ

THPの流れ
  • ※1.事前に記入し提出していただきます。
  • ※2.医学的検査から健康指導まで2〜3時間で実施しています。
  • ※3.ご希望、ご相談に応じウォーキング等実技指導、各種健康教室を実施しています。
ページのトップへ戻る