<健康経営の推進>
公益財団法人 北海道労働保健管理協会が、従業員の健康増進や笑顔と活力にあふれる健康的な職場を創造し続けることは、当協会の持続的な成長だけではなく、労働衛生機関として社会への貢献につながるものと考え、様々な取組みを進めてまいりました。その結果、2019年から5年連続「健康経営優良法人ホワイト500」として認定されています。
今後も「健康経営」により当協会従業員の健康増進を推進することで生産性を向上し、これをお客様への上質なサービス提供につなげ、さらに健康経営の必要性を広く普及することで、引き続き企業や地域の自主的な健康づくりの推進に貢献してまいります。
これまでの取組みを振り返り、労働衛生機関として今後さらに取り組むべき内容を見直し、会長による「健康経営宣言」を更新いたしました。
<健康経営宣言>
健康経営宣言
「従業員の健康は、一人ひとりの幸福の基盤であり、当協会発展の基盤です」
心身ともに健やかにいきいきと働くことが出来る「元気職場」を目指し、
事業活動を通じて社会の健康づくりの推進に貢献いたします。
- 従業員一人ひとりが自主的に健康保持増進を図ることができるよう、当協会の健康課題から安全かつ健康への具体的な取組みをすすめます。
- 「働きがい」のある会社でありたいと願い、いきいきと働くことが出来る職場風土の醸成に努めます。
- 従業員一人ひとりが、互いの人格や個性を尊重しあい、それぞれが前向きに最大限の能力を発揮できる快適な職場環境の実現を目指します。
- 健康経営に取り組むことにより、従業員が生涯にわたり、心身ともに健康で充実した人生を送ることにつなげます。
2023年7月20日
公益財団法人 北海道労働保健管理協会
会長 川村 英喜
<健康経営の3つの柱>
- @ 健康経営の実践により企業や地域の健康づくりに貢献すること
- A 従業員が心身健康でいきいき元気で暮らせること
- B 従業員が自主的にチャレンジする環境を整えて仕事のやりがいを感じられること
<健康経営推進体制>

<戦略マップ>

<2023年度 重点健康施策>
- @ 従業員一人一人の健康を守る
・2次検査受診勧奨を強化し、受診率100% - A レディース検診(子宮・乳腺)の受診率向上
・受診率90%以上
・がん予防セミナー
・健診費用補助 - B エイジアクション推進
・高年齢者のロコモ対策による安全と健康確保
・労働災害発生件数の減少
<健康経営の取り組み結果>
(%)
2022年度 | 2021年度 | |
---|---|---|
健診受診率 |
100.0 | 100.0 |
定期健康診断後の精密検査受診率 |
68.9 ※1 | 74.2 |
特定保健指導該当率(積極的支援) |
3.3 | 1.9 |
特定保健指導該当率(動機付け支援) |
2.9 | 3.4 |
特定保健指導実施率 |
100.0 | 100.0 |
適正体重維持者率 |
67.5 | 66.8 |
喫煙率 |
8.0 | 8.8 |
血圧リスク者率 |
0.0 | 0.0 |
血糖リスクと考えられる人の割合 |
0.0 | 0.5 |
糖尿病管理不良者率合 |
0.0 | 1.3 |
運動習慣者率 ※2 |
15.8 | 14.6 |
睡眠により十分な休養が取れている人の割合 ※2 |
52.5 | 47.4 |
飲酒習慣者率 ※2 |
12.9 | 10.9 |
ストレスチェック受検率 |
97.4 | 97.2 |
労働時間の状況(平均月間残業時間) |
14.4時間 | 15.5時間 |
有給休暇取得状況(平均日数) |
11.8日 | 13.2日 |
有給休暇取得率 |
66.9 | 73.6 |
平均年齢 |
44.3歳 | 46歳 |
アブセンティーイズム
※病気休暇及び休職制度の年度利用日数の全従業員平均(有給休暇は含まない) |
0.27 | 0.33 |
プレゼンティーイズム
※点呼確認による体調不良報告 |
8件 | 6件 |
ワーク・エンゲイジメント
※ストレスチェック集団分析結果を利用(最高スコア4点) |
2.4点 | 2.4点 |
- ※1 2023年10月末現在
- ※2 40歳以上の統計
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