HOROKA Note

ホロカノート

2025.10.01 へるこら

推定塩分摂取量を測定してみませんか?

皆さんは普段どのくらい塩分を摂取しているか知っていますか?食べたものから直接測定することは難しいですが、尿に排泄される塩分の量を測定することで日頃の塩分摂取量を推測することができます。生活習慣や血圧が気になる方にオススメです。

<検査方法>

 健診時の尿で塩分摂取量(田中式)を測定します
  ※前日や当日の食事の影響を受けるため、参考値としてご活用ください

<申込み>

 健診時の当日申込みが可能です
  ※施設(白石区・中央区)のみ実施

<料金>

 1,650円(税込) ※2025年度料金

予防しよう!高血圧

塩分(ナトリウム)のとり過ぎは高血圧の原因となります。放置することで動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中、腎臓病などの病気が発生するリスクが高くなります。それを防ぐために大切なのが減塩。日本人の食事摂取基準(2025年版)による食塩摂取目標量は1日あたり男性で7.5g未満、女性で6.5g未満です。また、それに加えてナトリウムの排泄を促すカリウムを摂取することも大切です。

塩分を控えるポイント

①麺類の汁を残す(ラーメン1杯 塩分:約6.8g)

麺類のスープには5g以上の塩分が含まれています。スープはなるべく残すようにしましょう。

②汁物は1日1杯、具だくさんにする
(みそ汁1杯 塩分:約2.0g)

みそ汁などの汁物は具をたくさん入れて、汁の量を減らすことで、塩分を抑えることができます。

③調味料は「かける」より「つける」
(しょうゆ大さじ1杯 塩分:約3.0g)

しょうゆ、塩、ソースなどの調味料は直接かけず、少量を「つける」ことで塩分量を抑えることができます。

④香辛料を使う

ショウガや唐辛子、カレー粉などを使うことで味にメリハリがつき、塩分控えめでも美味しく食べることができます。

ここも大事!

スーパーやコンビニエンスストアなどでお弁当を買う時は栄養成分表示を確認しましょう!

カリウムを多くとるポイント

野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれています。積極的にとりましょう!

①野菜は1日350g以上(5皿)を目安に!

野菜を上手に摂るには?

・カット野菜・冷凍野菜を使う
 手軽に野菜が食べられる

・加熱調理する
 加熱することでかさが減るため、生野菜よりもたくさん
食べられる

・具だくさんメニューにする
 鍋は色々な野菜が入っているのでオススメ

②果物は1日200gを目安に

200gの目安

 ・みかん 2個
 ・バナナ 2本
 ・キウイフルーツ 2個
 ・リンゴ 1個
 ・いちご 10個