HOROKA Note
ホロカノート
2025.07.08 ほろトピ
職員紹介-「理学療法士」が入職しました
自己紹介
坂口 太一(さかぐち たいち)
【略歴】
理学療法士 11年目
急性期病院・介護施設で勤務後、前職では産業保健分野にて職務にあたる
北海道産業保健総合支援センター相談員としても活動中
【前職での産業保健分野での活動】
・出張健康測定
・講演事業
・研究事業
【取得資格】
・認定理学療法士 「健康増進・参加」分野
・第一種衛生管理者
・ロコモコーディネーター
・健康経営エキスパートアドバイザー
ホロカノートを見ていただいている皆様、はじめまして。この度、4月から入職いたしました、理学療法士の坂口 太一(さかぐち たいち)と申します。
労働衛生機関、産業保健の分野になぜ理学療法士がいるのか、今回は自己紹介を兼ねて、その役割や今後の活動を踏まえた紹介をしていきます。

理学療法士とは・・・運動と動作のプロフェッショナル
理学療法士は主に病気やけがによって日常生活や社会参加が出来なくなった、あるいは出来なくなりそうな方に対して、生活のために必要な動作を再び取り戻すためのお手伝いをする伴走者です。そのため、理学療法士は運動と動作においてはプロフェッショナルとしての知識と経験を自己研鑽して備えています。
なぜ、産業保健分野に理学療法士がいるのか?
理学療法士の活動の場
医療・介護分野での「治療」を目的 → ここ近年「予防」へと活動拡充
特に「運動」による疾病やケガの予防や、介護予防などに携わる理学療法士が増えてきていますが、産業衛生分野ではまだまだ活動は少ない状況です。今後、更なる超高齢社会や労働力の減少など、日本の社会構造の変化に伴う労働災害の発生により対応しなくてはならない状況となっており、対応策の一つとして、厚生労働省「第14次労働災害防止計画」の中に「理学療法士等…」と明記され、労働災害防止・健康維持増進のための活動を行うきっかけとなりました。
【主な労働災害による問題点】
・高年齢労働者の労働災害防止
・転倒・腰痛による労働災害の防止
・座りすぎ、メタボリックシンドロームなどによる疾病の予防 など
これらの問題点は運動と動作指導等により改善できる可能性があり、理学療法士としての使命を感じております。
今後の活動
総合的労働衛生機関である当協会において、労働者の労働災害防止と健康維持・増進のために、様々な方法での活動を準備しています。どうぞご期待ください。よろしくお願いいたします。