HOROKA Note
ホロカノート
2026.03.02 へるこら
ふむふむ健診シリーズ③ ~血圧測定編~
血圧とは?
心臓から全身に送り出された血液が、血管の壁を押すときの圧力のことです。
血圧の値は、心臓から押し出される血液量と血管の収縮の程度や、しなやかさで決まります。

なぜ、健診で血圧測定は重要なの?
健康診断での血圧測定は、高血圧を早期に発見するために極めて重要であり、特に企業が実施する健康診断では労働者に安全かつ健康に働いてもらう上で必須項目となっています。
高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれ、自覚症状がほとんどないまま進行します。
血管に負担がかかることで動脈硬化が進行し、脳・心臓・腎臓など全身の臓器へ深刻な影響を与え、脳卒中や心筋梗塞、腎不全など様々な合併症のリスクを高めます。


健康診断で正確に血圧測定するために、看護師から皆様にお願いしたいことがあります。
■ 測定前の準備
-高血圧治療中の方は、健康診断当日も服薬してきてください-
※各種検査のために飲食制限のある方も、健診開始2時間前までに
制限内の水で内服するようにしてください
■ 測定時
-基本的には洋服は肩のあたりまでまくり、素肌で測定します-
■ 服装
まくりあげた時に腕を圧迫しない服装で来てください
※衣服が腕を圧迫することで、血流量が減るため正確に測定できない
ことがあります
■ 測定時の状態
・身体を動かさない
・話をしない
・力をぬいてリラックスする
■ 姿勢
腹圧がかからないように背筋を伸ばした状態にする
※腹圧がかかった状態で測定すると血圧が高く出ることがあります


血圧は1日の中での変動も大きく、緊張状態など心理的要因でも変化します。
健康診断で血圧を測定すると普段より高めに出る方も多いですが、このようにポイントを踏まえることで、正確な血圧を測ることができます。
ぜひ、次回の健診の参考になさってください。
また経時的に健康診断での血圧測定結果を確認し、健康管理にお役立てください。
この記事の監修は看護部でした。